IIJmioの新しいサービス「IIJmioモバイルプラスサービス」です
余ったデータ通信量で割り引いてくれますよってなサービスです。
いわば残り容量の買い取りともいえますかね。
今まで繰り越しはありましたが、買い取りってのはありませんでした。
私の楽天モバイルがそうなんですが、繰り越されても翌月に使い切れなくてあまり意味がありません。
どーせ消えるのなら少しでも買い取っていただけるほうがありがたい。
ですが、素晴らしいサービスって言うには残念な色々な縛りがあります。
まずはau限定ということ。なんでドコモはダメなんでしょうね。
そして、容量でのプランが2つ(3GB/7GB)しかありません。
それぞれでデータ+SMSか音声かの2種類はありますので合計4種類のプランしか無いってことになります。
また、端末とセットで買わないとダメってこと。これは大きいですね。
端末の種類も現在ではたった4種類。
arrow M03、ZenFone Go、ZenFone2Laser、ZenFone3
先日発表になったZenFone3Laserが無いのは痛いですね。VoLTE対応でコスパ良いのに。
まぁじきに対応となるのかもしれませんが。
と思ったら直後のリリースで追加のアナウンスが有りました。
- IDOL 4を34800円
- ZenFone3Laser を27800円
でラインナップに入るそうです。
VR標準搭載のIDOL4を入れてくるなんてなかなかですね。
面白い選択肢になりそうです。
でも、IIJmioはタイプDタイプAと両方やっているので、IIJmioサプライサービスってのは両対応できるスマホに限られるってことですかね。
さて、還元額としては500MBあたり100円と安いんですが、まぁ使わずに死んでいく容量があるのなら少しでもお金になったほうがいいですよね。
その還元額に関しても割引上限があります。
エコプランミニマムという3GBプランは400円まで。
つまり買い取りは2GBまでですね。全く使わなくても2GB分までしか還元してくれません。
なので、1GBまでしか使わなかったら900円-400円で500円になるということでしょう。
またエコプランスタンダードという7GBのプランは1200円まで。
つまり買い取りは6GBまでですね。全く使わなくても6GB分までしか還元してくれません。
なので、1GBまでしか使わなかったら1700円-1200円で500円になるということでしょう。
まぁそれでも捨てるよりは全然お得ですよね。
でも段階制と何が違うのよ?ってなるかもしれません。
足し算で考える段階制と引き算で考えるモバイルプラスサービス。
今回のモバイルプラスサービスの方が上限が決められるという意味で
段階制よりメリットがあるかもしれません。
FREETELなんかの段階性プランも上限を自由に設定させてくれればかなり便利になるのかと思います。
価格設定そのものとしてはIIJの既存プランと比較してみますと、
3GBはミニマムスタートプラン900円で同じ設定ですが、ライトスタートプランは6GB 1520円だったので直接比較は難しいですが、7GB 1600円なので最安値設定ですね。
なので、価格設定としては今までの同一レベルと言っていいでしょう。十分競争力のある価格です。
で、買い取りと言うか割り引き制になったので、逆に繰り越しがなくなったのかもしれません。
1ヶ月は繰り越させていただき、それが消滅する際にその容量に応じて割り引きしてくれるってのがいいんですけど、そこまでは便利じゃなさそうです。
というわけで、
au系MVNOが使いたくて端末も新規で買いたい
って人にはいいのかもしれません。
ただ、新規で端末を買うって人なら制約の少ないドコモ系MVNOを選ぶほうがいいと思ってますがどうなんでしょうか。
SIMだけで対応して欲しい。
シェアプランも追加して欲しい
ドコモ系もOKにしてほしい
繰り越し&割り引きにして欲しい
ってのが希望ですけど、段階制でなく余ったら割り引くってのは無駄なトラフィックが減っていいかもしれません。他社も真似してくるかな?
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