VINEプログラムで入手したモバイルバッテリーをレビューしてみます。
入手したものは基本的にはAmazonレビューだけにしてますが、このブログに関係ありそうなものはこちらでも書いていこうと思います。
VINEプログラムで今まで30品ほど入手しレビューしてきましたが、欲しいと思ったものを入手しているので、忖度ではなく基本的には★は4以上になることが多いのですが、今回のようにちょっと期待外れってのもあったりします。
その理由も含めて説明します。
今回レビューするのは EEIVOL(エイヴォル) のモバイルバッテリーです。
正直たいしたスペックじゃないです。
急速充電に対応しているわけではないですし、容量も8000mAh程度です。これで1,999円。
よーく似たようなものにダイソーのモバイルバッテリーがあります。
右の白い方。
急速充電に対応してないし、コードは生えてるし。よく似てます。OEM?ってくらい。
で、こちらは確か1,100円だったはず。
でも、ダイソーのは10,000mAhです。
このダイソーのモバイルバッテリーの2倍(正確には1.8倍)の価値はあるのか?という点で見ていきます。
ダイソーのモバイルバッテリーについては以前こちらの記事で実力を調査しています。
形状、重さ
まず、実測の大きさ、重さ。
EEIVOL 70x150x19mm 244g
ダイソー 67x145x20mm 228g
と、ダイソーのほうが小さく軽い。
あれ?普通電池容量の大きい方が重くなるはずなんですけどね。
容量
EEIVOLのAmazonの商品ページには記載が無いのですが、取説にはちゃんと載ってます。
EEIVOL 8,000mAh 29.6Wh
ダイソー 10,000mAh 37Wh
どちらも1セルの電圧3.7Vでの電流容量の記載ですので、そのままの比較で良いはずです。
外観、ポート
入出力ポートには多少の違いがあります。
まず生えてるコードは同じです。Type-Aが入力。あとは出力
ですが、Type-A用のケーブルはダイソーが両面使用可に対してEEIVOLは片面だけでちょっと使い勝手悪し。
また、側面にも端子があります。
EEIVOLもダイソーもマイクロ端子が一つ。どちらも入力用
ダイソーはこちら側にスイッチがついてます。
逆側は、
EEIVOLはスイッチだけ。
ダイソーはType-A(出力用)
また、頭の部分。これが一番大きく違うところで、
EEIVOLはType-Aが2つ(出力)。Type-Cが1つ(入力)。そしてLEDが2つ。
ダイソーは無し。
このType-Cが出力かとばっかり思ってたら入力だったってのは自分的にはがっかりです。っていうか、側面のマイクロ端子にはinって書いてあるのにこのType-Cはどこにもinって書いてないんですよね。一見さん泣かせですよこれ。
最近のいいやつは入力にも出力にも対応してますが、まぁこの価格の製品にそれは求めません。
最後に表示部
ダイソーは4つのLEDしかないのにEEIVOLは数字!って思ったけど情報量は一緒です。
EEIVOLの方は25/50/75/100の数字が変わるんじゃなくて、ただ点灯するか消灯するかだけ。ダイソーと同じ意味です。これが一番のがっかり。
入出力ポート
まとめると、多分こんな感じになるのかと思います。
いずれも5V/2.1Aまでです。
トータルでも5V/2.1Aまで。おそらくこれはEEIVOLの方も同じでしょう(記載なし)。
付加機能
先にちょっと書きましたが、よくある付加機能ですが、スイッチ長押しでLEDライトになります。
明るさ調整とか点滅とか赤になったりとかはできません。ただ光るか消えるかだけ。
正直暗いです。スマホのLEDライトのほうが全然明るかったです。まぁ無いよりマシ程度ですかね。
ちなみに充電できないくらい空になった状態でもLEDライトはそれなりに光りました。
まぁ全然消費電流違いますからね。
実容量チェック
さて、最後に実容量チェックを行ってみます。
冒頭で書いたダイソーの評価記事でダイソーの方の容量チェックの結果を書いてます。
その時の結果がこちら。
7553mAh/35.45Wh充電できました。
さて、EEIVOLの方はどうなるか?
まず空にしてさらにLEDライトが消えるまで使ってから充電開始です。
で、充電容量はどうなったかというとこちら。9330mAh/47.08Wh
あれれ?おかしいですね。
公称10000mAhのダイソーが7553mAh/35.45Wh。
公称8000mAhのEEIVOLが9330mAh/47.08Wh。
普通に考えてダイソーの80%しか充電できないはずです。なんでこんなに入るの?
3.7Vに換算すると12700mAhも入ったことになります。
おぉぉぉひょっとしてEEIVOLの8000mAhって控えめな数字で実は実力はすごいのか?
と思う人と、実は充電効率悪いんじゃね?って人に分かれるかと思います。私は後者です。
このままではウヤムヤのままですので、今度は放電チェックをしてみました。
今の満タン状態からどれだけ充電できるのか?
ついでにインジケーターの確認もしてみました。
ずっと見てたわけじゃないんですが、一応ちょくちょく確認はしてました。
100が消えたのが14Wh
75が消えたのが27Wh
50が消えたのが30Wh
25が消えた(終了した)のが、32Wh
なので、インジケーターとしては信頼度は落ちますね。
このインジケーターの確認はダイソーのではしていませんでした。
今回行ったのは、最初に箱出しで使ったときに75がついていたのに、いきなり25になってあれれ?ってのがあったからです。長期保存品で狂ってたのかな?
まぁとにかくあまり正確ではないですね。
というわけで、47Whも充電できたのに、出力は32Whしか出せなかったってことになります。
それでも公称29.6Whなのでスペック以上の実力はあるわけです。
3.7V換算では8650mAhですしね。
充電時の効率が悪いのか、放電時の効率が悪いのか?
容量からしたら放電の効率は良さそうですが、普通に考えて昇圧の方が効率悪くなる気がするんだけど、どうなんだろうか?
気が向いたらダイソーの方の出力チェックもしてみるかなぁ。
まとめ
思った以上に充電できたので、あれれ?って感じましたが、まぁ8000mAh以上は出力できたしポート数も多いので、ダイソーの1.8倍の価格を考えるとせいぜい★4かなぁって思いました。
出力が低かったら★3のつもりだったんですが、意外とあったので。
ただ、耐久性は不明です。
結構前に買ったダイソーの方はそれなりにまだ使えてますが、EEIVOLはこれからなので。
で、★4をつけようとしたんですが、Amazonでモバイルバッテリーを探してみると2000円台で1万~2万mAhあたりがゴロゴロ見つかったので、それを考えると今どきはちょっと高いかなって思い★3としました。
業者的には★3ってのは嫌らしく、以前別のモバイルバッテリーの製品レビューでこれまた100均で売ってる同等の製品に比べて価格が高すぎるから★3ってつけたら、クーポンを増量したんで考え直してくれ!って連絡が来たことがあります。
確か3000円程度だったら★4かなぁって思ってたのが4000円だったのかな?で、クーポン増量したって見たら500円増量されて3500円になってました。でも3000円切ってないのでそのままにしてます。
って今見たらなんと価格がさがり、クーポンも加えると2,999円になってた。仕方ないので当初のレビュー通り★5に変更しておきました。
ってことで、今回のEEIVOLバッテリーレビューは公開されたところですが、どうなるでしょうか?
他の人のレビューを見ると、★5が多いんですが、ダイソーで1100円で売ってるのとか知らないのかなぁ?まぁ個人の感想なので文句言えませんが。。。
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