先日お知らせしたこのi-dioの新放送サービスのチューナーモニター
無料モニター20000名に入ったのかどうかとか何の連絡もなくいきなりチューナーが送られてきました。
なんか拍子抜けですが、まぁせっかく届いたんです。いずれゴミになるかもしれませんが、モニターとして申し込んだ以上使う義務がありますので、とりあえずは使ってみることにします。
箱はそれなりに大きい(Nexus7と面積同じくらい)だったんですが、中身はこれ。
本体だけでケーブルとかACアダプタとかは一切ありません。
もっとちっこい箱でもいいでしょって感じですね。
実際のWi-Fi Tunerの本体はこのサイズ。
一般的なクレジットカードサイズより一回り小さいですね。
とはいえ厚みは結構あります。
向かって右側に充電用USB端子があります。
逆側は
ヘッドホン端子かとおもいきや外部アンテナ端子だそうです。
重さは見かけより全然軽いです(約70g)。
またロッドアンテナはかなり伸びます(約19cm)。
根元が細くて折れそうです。
中には充電池が入っているようで、USBから充電します。
昔ながらの規格の5V/500mAなので充電時間も遅く満充電まで6時間かかるそうです。
充電中はLEDが赤く点滅します。
右に見えるのが電源ボタンですね。
電源を入れるとLEDが緑に変わります。
さて、使うには専用アプリが必要です。
Android、iOS両方準備してあるようです。
とりあえずNexus7で使うべくAndroid版をいれてみました。
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アプリ起動
初期設定の画面で歳まで答えなアカンのか。。。
下にスクロールして利用規約に同意して利用開始。
するとWi-Fiでのサーチ画面に移り、i-dioチューナーを見つけてくれます。
って思ったら見つけてくれなかった。
よく取説を読むと、電源入れる時に電源ボタン長押しだとAPモードになってiOS用になるようです。
電源ボタンを短く押すとAndroidモードになるそうな。
ってことは、チューナー電源入れたままで、Android視聴をやめてiPhoneに変更って時はいったん電源入れなおさないとだめってことか。
まぁそういう人がどれだけいるかわかりませんが。。。
Androidモードで再度試すと、なるほど出てきました。
※多分端末別にSSIDが違うと思いますのでモザイクかけてみました。
で、そいつをタップすると接続してくれました。
この各○がチャンネルですね。
タイムテーブルは非常にアバウト
アプリ起動から音が鳴るまで時間かかりますし、それだけじゃなくて、チャンネルを変えるのもかったるいです。
10秒位は待たされます。1分くらい待たされるコンテンツも有りました。
Creatorsというチャンネルでは映像配信が中心のようですが、7インチのNexusでなんとか字が読めるレベル。これ4、5インチのスマホじゃ無理だろうな。
家の中だと受信場所も限られるので窓際に置かないといけません。
窓際で且つ電池が切れないように充電しながらっていう場所は結構難しいです。
アプリの安定度もまだまだのようで、先のCreatorsチャンネルで音は出るけど映像が出ないっていうときもあったし、アプリが途中で落ちることもありました。
アプリが応答しませんっていうエラーとか
あと、こういうの初めてみました。
ちなみにこの画面出た時、上の3つの選択肢がタップできるとおもいきや実は何も反応しないという素晴らしさです。。。アプリ落とすしか術はありません。
1つ嬉しい誤算ですが、Androidでの使用はWiFiダイレクトだからかこのチューナーと接続しつつネット通信も出来たってことですね。
ただ、これAPモードとなるiOS版では出来ないってことでこれを使っているときはモバイル通信のみとなるってことですね。これはダメダメポイントでしょうね。
というわけで、
- チャンネルが少ない=コンテンツが圧倒的に少ない
- 電波受信状況にシビアなダサい別チューナーが必要
- アプリの使い勝手、コンテンツ切り替えがかったるい
- アプリが超不安定
というのがぱっと使っての最初の感想です。
- ネット接続不要
- パケットを使用しない
- 無料
っていうメリットはあるものの、デメリットを覆すほどの魅力は到底ないように思えます。
これからしてどうみても流行りそうじゃないんですが、まだまだ試験的でしょうから、圧倒的にコンテンツが増えるとか、アプリの使い勝手が良くなるとか、改善していけばひょっとしたらひょっとするかもしれませんが、まぁそうならないかな。
ガジェット好きな方。ゲテモノ好きな方。お暇な方。まだ募集しているようですので、応募して試してみればいかがでしょうか?
もし、万が一、億が一にも将来的に流行ったとしたらチューナー代がお得になりますよ。
とはいっても中にリチウムイオン充電池が入っていると思われますので、いざ処分って時にはちょっと面倒ですけどね。
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