③必要な物:第二種電気工事士技能試験対策

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ハードウェアエンジニア目線の第二種電気工事士技能試験対策
③必要な物

電子回路設計系のハードウェアエンジニアな私が思い立って第二種電気工事士の資格をとったので、その技能試験に対する対策を主に書いている内容となっています。

今回は勉強や試験での必要なものです。

簡単に言うと、教科書、工具、練習キットです。

最低限、工具だけあれば試験は受けられますのでいいんですが、それだけで合格する人はこんな記事読む必要のないスペシャルな方でしょう。

教科書

まずは教科書。②勉強方法 でも紹介したこの本でいいでしょう。


何度も言いますが、その年のを買ってください。ちゃんと出る問題が載ってますから。
ちなみに2022年度版は上記のようにAmazonにはありますが発売は2/28です。

工具

以下の指定工具が決められています。これは必須とのこと。

  • ペンチ
  • ドライバ(プラス、マイナス)
  • ナイフ
  • スケール
  • ウォータポンププライヤ
  • リングスリーブ用圧着工具(JIS C 9711:1982・1990・1997 適合品)

ですが、必須だからって全部持ち込む必要はありません
例えばナイフは使いません。使わないほうがいいです。危ないし。試験場で血まみれになりたくないでしょ。実際に血まみれになる人いるらしいです。他の工具で代用できます。

で、これだけじゃ足りません。
必須なのがVVFストリッパです。これは絶対に絶対に必要です。

あちこちのブログやYouTubeで時短時短って言ってますけど、そんなに時短なんて考えなくても良いと思ってます。
ですが、このVVFストリッパだけは時短で必要。いくらなんでもこれが無くて一つ一つナイフで皮むきしてられません。っていうか時短っていうか必要工具だと思います。

オススメはHOZANのP-958。寸法も測れるし、かなり万能タイプ。

こういう↓高いVVFストリッパはありますが、P-958の方が切断もできるし長さも測れるので最適だと思います。

ということで面倒な人はP-958が入ったDK-28という工具セットを買うのがおすすめです。
ただ、既にいくつかの工具を持ってる人はバラバラで買ったほうが安いかもしれません。

私もDK-28買っちゃったんですが、ペンチやドライバ、ウォータポンププライヤがだぶついちゃってもったいない。
ペンチのサイズとか電工ナイフとか重要なのかなって思ってそうしたんですが、全然そうじゃなかった。

あと、色々なブログやYouTubeでは見ませんが丸ペン

これはのの字づくりや配線修正にあったほうが絶対オススメです。

ラジペンじゃダメです。丸ペンです。
ラジペンだと配線が傷つきやすいので丸ペンが最適です。

これでこんな感じに簡単でキレイにのの字が作れますので、絶対におすすめです。


どの位置でクルっと回せばネジのサイズとぴったりかってのさえ覚えていればいいだけです。

私はたまたま嫁様がアクセサリー作りで持ってた丸ペンを見つけて使ってみたらメチャ良いじゃん!って気づきました。ただ、サイズが大事です。あまり細いとうまく出来ないかも。
できた輪っかにネジがスポっと入るサイズが丁度いいです。

また、丸くて傷つきにくいので、ちょっと配線を治すとかってのにも使えて結構便利です。

次にニッパー

先にカッターはいらないっていいましたが、カッターの代わりにニッパーが必要です。頻度は低いですけどね。

VVRのシース履いだ後の紙みたいなのを切る時、
ゴムブッシングの十字切り
等にカッターの代わりに使えます。

また、大事なのはリカバリーの時。

リングスリーブの種類や刻印を間違えちゃったとかやり直しの時に
ペンチやP-958でガッツリ切るよりニッパーだと1本づつ切っていけます。
なので、使わない場合も多いですが持っておきましょう。

DK-200

HOZANから合格なんちゃらって電気工事士技能試験用の小物が売られています。
このDK-200は合格マルチツールと言われているものです。

ブレードがあるのでこれがあるとマイナスドライバーがいらなくなります。

リカバリーで器具に差し込んだ配線を抜くとかって時はこっちのほうが邪魔にならなくて便利です。

また、リングスリーブ(小)を押し込める穴も空いてます。
2mm、1.6mm×2 を小スリーブにって時に入りにくい時に使えますね。

あとレンチの小と大の機能もあります。
小はねじなし電線管のねじ切りで使えるとのことですが、そんなのペンチでやれば問題ありません。

大の方はねじなし電線管のロックナットに使えるってことでこれがあればウォーターポンププライヤーが要らなくなるなって思って買ったんですが、実際はロックナットが薄くてこのレンチでは閉めにくいので、ウォーターポンププライヤーの方が良いかと思います。
絶縁スリーブとかならこのレンチのほうが楽ですけどね。

なので、DK-200はまぁオススメ
とはいえ、私の場合後で紹介する練習キットにこういうキーがついていたので、これがあればDK-200の必要性も薄まります。

また、合格シリーズとして合格クリップとか合格ゲージってのもありますが、私には必要性は感じませんので買ってませんし、無くても良かったって思ってます。それに合格っていう名付けはちょっと行き過ぎかとは思いますが。

手袋(グローブ)

人によるでしょうが、私は手袋は使いました。
普段DIY等で使っているグローブは分厚くて適していなく使うつもりはなかったんですが、なぜか嫁様が持っていた手袋が薄くてとっても使いやすくて使うことにしました。
聞いてみたらワークマンでかったとのこと。行ったら激安だったので買い増ししておきました。

利き手じゃない方にだけつけました。利き手は手袋無いほうが細かい作業がしやすいですからね。
この手袋が便利なのは滑らない、力を入れられるってところで、配線を差し込みコネクタから引き抜くとか便利だったかと思います。
まぁ安い分耐久性には劣るので、試験の2日前位に念の為新しいものに交換してます。
当然ですが試験本番だけではなく練習の時からつけておきましょう。

スケール(巻き尺)

これは特に必要ってほどじゃないです。30cm程度のものさしがあれば不要です。
ただ、私はこういうのをたまたま持っていたので使いました。


汚いマットですいません。これだいぶん前のどこかの展示会でTIさんからもらったものです。
衣類とか作るときに使ったりする採寸用メジャーってやつですかね。100cm位まで測れたかな。

最初の資材確認の時に使いました。試験中には使ってません。っていうか試験中は不要です。
なので、あえて入手するまでは無いですが、あれば最初の寸法確認が楽になりますよってくらいのものです。

腰袋

腰にぶら下げる袋だから腰袋っていうのかな?こういうやつです。

Amazonで買いました。

工具の試験場への持ち込みは人それぞれですが、私は頻度の高い工具は机の上に、頻度の低い工具はこの腰袋に入れて腰にぶら下げるって感じで使いました。
試験のときの机が狭いのでこれは有効だったかと思います。

本気で買うのならもう少しでかいほうがいいんでしょうが、試験用と割り切ってしょぼいの買ってます。
ホームセンターに行ったらたくさん売ってるんで自分に合いそうなの選べばよいかと思います。

使う人はちゃんと事前の練習のときにもつけて試験と同じ環境に近づけておこなってください。

練習キット

毎年問題が公開されると、それに対応した練習キットがいくつかのメーカーから発売されます。

そこには必要な部材が入ってますので、それを買って練習するのがオススメです。

私は比較的安めな電材館のセットを買いました。

すでに2022年度版が出てますね。

配線は1回分+α位入ってましたかね。

買う時はちゃんと今年の問題用のを買うようにしてください。過去のだと内容物が違いますからね。

結構高いんで最初は自分でホームセンターで揃えようと思いましたが、面倒なのでキット買いました。

後から配線の追加を近所のホームセンターに買いに行ったんですが、VVFはどこでもあるものの、青シースとかVVRとかってのが買えなかったのでキットで良かったかなって感じです。電線管も買えなかったな。

ただ、キットに付いている器具と実際の試験の器具が全く同じではないのでお気をつけください。

どのメーカーのキットを買えば一緒なのか?ってのはおそらく毎回違うんじゃないかと思います。

とはいえほぼ一緒なのでそんなに気にしなくていいです。

私の場合試験に出た200Vコンセントの裏の穴の位置がちょっと違ったかなってくらいで後は一緒だったかと思います。

配線だけは切ってしまうと使い回しができないので、自信がない人は2回分、3回分と配線がいっぱい入ったセットを買いましょう。高くなりますし、余っても使いみちがないかもしれませんが。

あと、ねじなし電線管ねじ切り。これがどの程度の力がいるのか?ってのがさっぱりわかりませんでした。キットに付いてきたのは一つだけ。1回しか試せません。試験直前のギリギリの練習で試したかったのでそれまでは未知数。
ホームセンターでまったく同じものは見つけられませんでしたが、似たようなの買ってきて練習しました。

左がキット内容物。右の2個が買ってきたもの。
ネジ切りの力確認を3回するので261円。高いか安いか。。。

まぁ簡単にブチ切れます。ドライバで回しても切れるんじゃないの?って感じなので、ここまでして買わなくても良いかもですが、1度しか試せませんので事前練習の時には切らなくても試験ではちゃんと切るってことを忘れないようにしましょう。

ゴムブッシングもそうですね。切り込み入れたら、後は使いまわしなので、しっかりと切り込み入れるということを頭に覚えさせましょう。

費用を抑えたい方!

別途書きますが、筆記試験免除の技能試験だけでも試験にかかった費用として5万円近くかかってます。
めっちゃ高いですよね。
この費用のうち、工具代とキット代だけで3万近くかかってる計算となりますが、ここは努力次第で少なく出来る部分かと思います。

工具も手持ちの工具があれば不足分だけ買えば良いんです。
キットも昨年、一昨年の練習キットをヤフオク、メルカリ等で格安で仕入れて、足りないパーツ、配線等だけ購入すれば安くできます。

私自身は初めての試験だったので、工具のサイズって大事なのかな?って思ったりしてました。
ペンチの幅が12mmって大事みたいだし、電工ナイフってのがいるみたいだし、面倒だから工具セット買ってしまえ!って買ってしまいました。

いざ買ってみたら、ドライバー、ペンチ、ウォーターポンププライヤーがさらにダブついちゃって家に何個あるのやら。。。です。

まったく工具がないってのならともかく、まぁこの記事で対象としているHWエンジニアさん、電子回路エンジニアさん、ホビーエンジニアさんであればそれなりに工具はあるでしょうから、不足分を買い足すだけで良いかと思います。

以下、指定工具について所見を述べておきます。
でも、電気工事のプロを目指している方であればちゃんとした工具を買っておくことをお勧めします。

  • ペンチ
    ブログ等で頭の幅が12mmがいいって書いてあります。これは差し込みコネクタの芯線の長さが12mmが多いっていうことからでしょう。器具によっては10mmなのもありますし、その他の長さの時もあるかもしれません。
    でもゲージに合わせて切ればいいだけですので、12mm幅のペンチが必須という理由にはなりません。
    あれ?DK-28についてくるペンチは幅13.5mmだなぁ。あら?
    で、ペンチが必要なのは芯線を何本もまとめてぶった切る時に一番力が入れやすいってことかと思いますので、それが出来るものであればどんなペンチでも構わないってことになります。力があるんならニッパでもOK。家にあるペンチを使うにしてもちゃんと切れるかどうか確認しておきましょう。古くて刃がボロボロになっていると試験で苦労します。
  • ドライバ(プラス、マイナス)
    ランプレセプタクルのネジとか端子台のネジとかを開け締めするのにプラスドライバはよく使います。サイズとしては2番のサイズです。まぁぶっちゃけ100均のでも大丈夫ですが、家にまともなメーカーのドライバーが一つもないって人はドライバーセットとして良いものを一つ買っておくことをオススメはします。いいプラスドライバーはネジが溝に食いつきますからね。
    マイナスドライバはほとんど使いません。使う際はコネクタに差したケーブルを抜く時とかですね。
    そういう使い方ではDK-200の方が使いやすいので、それをもってればほぼ不要。100均でも全然OKですが、頭のサイズ幅ですね。5.5mm幅のを選んでおくと無難かな。
  • ナイフ
    カッターも含めて不要です。ニッパーがあれば持ち込みすらしなくていいです。
  • ニッパー
    電子工作で使うニッパーだと小さすぎるのである程度大きなニッパーが必要です。
    普段電子工作だけだと持ってないかもしれませんが、私のニッパーはHOZANのN-9-150ですが、たまたま家にあったものを使ったのでこれとまったく同じである必要はないかと思います。
  • スケール
    布尺と呼ばれるものがDK-28には入ってますが、別に普通のものさしでも十分。実際私は30cmのものさし使いました。
    35cmとかで切る事が一番多い感じですので40cmまであればいいんですけど、配線長は判定基準は甘々ですので30cm尺で2回使って35cm測っても全然問題ないです。
    それよりも滑らない、動かないようにするほうがよいかもしれません。工具セットの布尺の人はテープで机に止めてましたし、ふつうのものさしでも止めてた人いました。
    私はたまたまステンレスの30cmのものさしがあって、裏がこんな感じでコルクで滑り止めになっていたのでそのまま置くだけで十分でした。
     
    あと、上に書きましたが最初に配られるコードの長さを測るために1mとか3mの巻き尺(100均で十分)があれば便利ですが、試験時間外の作業なので無くても問題有りません。
  • ウォータポンププライヤ
    ねじなし電線管のロックナットの開け締めができればどれでも構いません。100均でもいいでしょう。
    DK-200では締めづらかったです。
  • リングスリーブ用圧着工具(JIS C 9711:1982・1990・1997 適合品)
    これはさすがに100均じゃ無いでしょうね。中まで刻印できればいいです。HOZANのP-738より安いのがあればそれでもいいですが、これはさすがにマイコン系H/Wエンジニアじゃ持ってないでしょうから何らかのものを買う必要がありますね

指定工具以外に絶対必要なものがVVFストリッパーHOZANのP-958がおすすめです。
こればかりは指定工具に加えて持ってないと時間内に終わる気がしません。

手持ちの工具で大丈夫なのかどうか?はキットを買って試してみてから決めても良いかと思います。
100均のもので大丈夫なのか?もっと良いものを買ったほうがいいのかどうか?は練習しながらみていくってのが良いのかと思います。

なので、買う順番としては使えそうな手持ちの工具がある人は、練習キット→工具でよいかと思います。

 

次は④各器具について

④各器具:第二種電気工事士技能試験対策
ハードウェアエンジニア目線の第二種電気工事士技能試験対策 ④各器具について 電子回路設計系のハードウェアエンジニアな私が思い立って第二種電気工事士の資格をとったので、その技能試験に対する対策を主に書いている内容となっています。 今...

 

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