エクセルの入力規則って機能は意外と便利で良く使います。
特に人に配って入力してもらうようなエクセルだと結構有効ですね。
で、入力規則の中にリストって選択肢があって、いくつかの候補の中から選んでもらうって感じの使い方になり、これも結構使います。
んで、カテゴリを選んだらそのサブカテゴリを選ぶって感じの使い方で
最初に選ぶカテゴリのセル内容によってサブカテゴリのリスト内容を動的に変えるってことが出来ますので紹介します。
簡単に言葉でいうと、最初のセルで選べる項目と同じ名前で次のセルで選びたい項目に名前をつけておき、最初のセルをINDIRECTで指定すればOKってことです。
例として、役割と担当の表を作ってみます。
ここで、表計算じゃないじゃんっていうツッコミは無しでお願いします。
役割としてPL、回路、基板、ソフト、評価の5種類
で、その役割毎に担当できる人が決まっているのでそれをリストで出して選ぶって形にします。
まず、同じシートでも別のシートでもいいんですが、リストを作っておきます。
この表の名前を定義しておきます。
一番上の行が名前となります。
表の部分を選択して数式タブの選択範囲から作成をクリックして、上端行を名前と指定してOKで作成されます。
名前の管理をクリックするとちゃんと出来ていることがわかります。
同様に役割についても作っておいてもいいのですが、今回の目的には必須ではないので作らずに進めます。
作るのであれば、こんな感じですね。
これで準備完了です。
肝心の入力部を作ります。
まず役割。
名前つけてないので、リストの値としては$H$1:$L$1としています。名前つけていたらその名前「役割」でいいですかね。
担当の方は 同じくリストにして、値としては =INDIRECT(B2) です。ここが肝ですね。
これで一人分が完成です。後は必要なだけセルをコピーすればいいわけです。
で、どうなったかといいますと、
まず、役割はH1:L1の中で選べるようになってます。
何も選んでない時には担当は選べません。
で、例えば役割としてPLを選ぶと、担当はPLのリストの中から選べるようになります。
今度は評価を選んでみますと、評価メンバーから選べるようになってるってわけです。
表計算じゃないですが、表として使う場合も多いかと思いますので、これはこれで便利になるんじゃないかなって思ってます。
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