TimeMachineによるバックアップ先での目的が2割位あって、USBポータブルHDD買ったんですが、買った直後に NAS へのTimeMachineの設定がうまくいってバックアップできるようになりました。
こういうの買わなくて済みました。
Mac買った直後にも試したことはあるんですが、OSXになる前なら出来たらしいのですが、OSXになってからは成功例が見つけられませんでしたので、それっきりになってます。
最近またググってみたら、新しい情報が見つかりできるようになりました。
みなさんありがとうございます。
既に世の中は10.9になってますが、10.8の時点での設定です。
ただ、10.9にアップデートした後もバックアップはできていますので、問題なく設定できるかとは思ってます。
長くなるので、ブログではなく、WEBの方に書いてみました。
注:Webの方は削除してしまったので下記に転記しました。
古い情報なので現在でも同様に使えるのかどうかはわからないのですが、参考になれば幸いです。
TimeMachineのバックアップ先をNASに設定(2013/10/27記)
Mac TimeMachineのバックアップ先をNASに設定できましたので、その方法を私のようなMac初心者でもわかるようにまとめてみたいと思います。
NAS
どんなNASでも出来るかは試してないのでわかりません。
私のNASは、HP X510 Data Vault。サポートの切れたWHS機です。
Windows7のパソコンだと簡単な設定で毎日勝手にバックアップを取るようにできます。
MacからはSMBでマウントでき、NASとしては使えてます。
ただ、TimeMachineのバックアップ先にそのままでは設定ができませんでした。
ですが、下記に紹介する方法でバックアップ先に認識させることが出来ました。
参考にしたサイト
以下のサイトとその他ググらせていただいたいくつかのサイトを参考にさせてもらいました。
Mac通な人は内容がすぐに理解できるのかもしれませんが、Mac初心者な自分は内容がわからないことが多かったので、下記のサイト以外にもあちこちで調べさせていただきましたが全て紹介できなくてすいません。


注意
これはOSX10.8の時に設定したものです。OSX 10.9で問題なく使えてますが、OSX10.9での新規設定でどうなるかの確認はとれておりません。
また、私のMacBookAir(Mid 2011)、NAS上での設定であり、他の環境で設定できる保証もありませんので、その点ご注意ください。
手順
1. おまじない
ターミナルから以下のコマンドを実行します。
$ sudo defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1
$というのはプロンプトなので、入力しなくてもいいです。 実際は$の前にホスト名が出るかと思います。
やってることは、Windowsでいうとレジストリに書き込みような感じでしょうか。
ちなみに、ターミナルは Launchpad→その他 の中にあります。
2. イメージの作成の準備
実際にバックアップするイメージを作ります。HDDの中に仮想のHDDを作る感じでしょうか。
その前にまずはホスト名とMACアドレスを調べます。
ホスト名は貴方のMacにつけている名前。 メニューバーのリンゴマークからシステム環境設定→共有 として出てくるコンピュータ名ですね。 これを機会にちゃんとした名前をつけてあげてもいいかもしれません。
ただ、名前を日本語(全角)にはしないほうが良いかと思います。だいたい全角とか空白というのはトラブルのもとです。
次にMACアドレスを調べます。
ややこしいんですが、MACアドレスのMACはマッキントッシュのMacとは違います。ネットワーク機器固有のアドレスだと思ってください。 IPアドレスともまた別です。
メニューバーのリンゴマークから→このMacについて→詳しい情報→システムレポート… Wi-Fiというところの右のMACアドレス :で区切られた2桁の16進数6個です。
私はWi-Fi接続なのでこれでいいのですが、 もし有線LAN接続の場合は有線LANのアドレスでないといけないでしょう。 1台のMacでもネットワーク機器分のMACアドレスがあります。
有線LAN、Wi-Fiと切り替えて使う人の場合どうするんだろう? イメージファイルの名前は本当にMACアドレスを用いた名前じゃないといけないのかな? というのは試してないので不明な点です。
さて、ホスト名とMACアドレスがわかったので、ファイル名を決めます。
たとえば、
ホスト名 MBA
MACアドレス 12:34:56:78:9a:bc
ならば、
MBA_123456789abc というファイル名になります。 この通り、MACアドレスからは:を除いてます。
3. イメージの作成
ファイル名が決まったところで、イメージを作成します。
イメージはディスクユーティリティを使って作ります。
ディスクユーティリティはLaunchpadの その他 の中にありました。
新規イメージをクリック
作成場所はとりあえずNAS上じゃなくても構いません。
(スクリーンショットはNAS上になってますが、確かNAS上には直接できなかったかもしれません。)
一番上の名前の部分(■)に先に決めた名前。
下の枠の名前は適当な名前
サイズは後で変更するから適当に
後は画面のように設定してから作成
作成したら、それをアンマウントします。 アンマウントは、MBA_**** の所を選択してから取り出すをクリック。
そして、そのファイルをNAS上の置きたい所にFinderからコピーします。
4. イメージファイルのサイズ変更
NAS上のファイルをダブルクリックするとマウントします
ディスクユーティリティ上でマウントされたMBA_*の方を選択して取り出し
するとイメージのサイズを変更というボタンが押せるようになりますのでそれをクリック
そしてイメージサイズを指定します。
サイズはバックアップしたい容量以上。 私の場合128GBのSSDサイズなので150GBにしてみました。
でも容量が上がった感じがしません。 再度変更しようとすると、元のサイズが小さいまま変わってない。
これを無視してマウント(ディスクユーティリティ上のMBA*をダブルクリック) そうすると右下に総容量が出てきて、それは大きくなってたのでOKなんでしょう。
5. イメージファイルのフォーマット
まずはイメージファイルのフォーマット。
パーティションメニューで1パーテーションに設定
フォーマットでしばらくかかります。
パーティションを選択して、下の部分のマウントポイントを覚えます。
私の場合は、/Volumes/TimeMahine になってます。
6. 最後におまじない
先のマウントポイントを登録してあげます。ターミナルから以下のコマンドを入力。
$ sudo tmutil setdestination /Volumes/TimeMachine
最後がマウントポイントになるので、先ほど確認した名前で適宜変更してください。
7. TimeMachine起動
ここでTimeMachineを起動すると、バックアップ先としていま作成したエリアが登録できるようになってるはずです。
これで設定ができるようになりました。
おまけ:イメージの自動マウント
NASがマウントされていないとバックアップできません。 起動時に自動でマウントさせるには、以下の設定を行います。
リンゴマークから →システム環境設定→ユーザーとグループ
そこのログイン項目に先に作成したイメージファイルを追加しておけばOKです。
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