MVNOに対する ネガティブキャンペーン のごとくいい加減な内容の記事に目がつきました。
この手の記事をわざわざ取り上げる必要もないんですが、まぁ今日はネタもないので。。。
この大それた題
月額2000円以下で スマホ を持つために、覚悟が必要とのこと。
キャリアメールと決別する覚悟とかいうのかと思ったら全然そんな話題は出てきません。
いつでもどこでも電話できる便利さをあきらめる
は?何言ってんのあんた?
低価格であることが目立つ格安SIMだが、通話料金は割高に設定されている
割高じゃなくて、キャリアと同一価格でしょう。
かけ放題や家族間無料といったプランも存在しない。
家族間無料はないけど、かけ放題はあるでしょ。完全かけ放題はないですけどね。
で、
代わりに Skype やLINE電話などを利用する方法が考えられるが、通話はデータ通信量が大きいため容量の限度を超えぬように気をつけねばならない。通話を利用するときは、 wifi 環境にあるときなど限定した利用が向いているだろう。
こんなこという人初めてですよ。
通話はデータ通信量が大きい?
通話が大きいって言うんなら動画とかなんて言えばいいんでしょうね。
ちなみに、 IP電話 のデータ通信量は
050 plusのよくあるご質問一覧 | NTT Com お客さまサポート
によると、
通話中 :1分間の通話で約250KB
待ち受け中:24時間起動した場合で約150KB
だそうです。
1分間Web見たりするほうがデータ食うような気もしますが、まぁこれを大きいって言うくらいだから比較対象が ツイッター の文字だけとかでしょうかね?
1分間の通話で250kB。4分で1MB。
1日1時間通話して15MB。1ヶ月で450MB。多いのかなぁ???
月2000円でってことなら、
通話のプランでAEONの月6GB。
データプランではAEON/DMMで月8GB使えます。
そのうちの450MBを気にして Wi-Fi のあるところでしか電話しないようにする????
しかもOCNなんかは IP電話 はパケットカウントしないカウントフリー機能があったりしますよね。
(追記)ニュース 2015年7月27日:「OCN モバイル ONE」がさらに便利に! 「カウントフリー機能」の提供について | NTT Com 企業情報
電話なんですからいつでもどこでも電話すればいいじゃん。
はぁ????
って感じですね。
次、
自分で端末を選ぶ
え??? って項目ですね。
キャリアで買う時も端末選ぶでしょ? iPhone がいいとか。
そうじゃなくて、ショップのおねーさんにおまかせって人のこと?
まぁそういう人はMVNOの設定すらわからないでしょうからキャリアのままの方がいいと思いますが、端末を選ばないといけないから覚悟が必要ってのは何じゃそれ!!!って感じですね。
あと、
最新機種にこだわらないなら、大手キャリアと契約していたときに使っていた スマホ の SIMロック を解除して利用する方法もある。
またまた誤解のある発言ですね。
既存端末で SIMロック 解除をしないとMVNO使えないっていう端末はかなり少ないはずです。
ドコモ端末ならそのままでドコモ系MVNO使えるし、 au なら au 系のMVNO。 Softbank はわずかな端末が SIMロック 解除できるかなってことなので、 SIMロック 解除しないとダメってのはかなりマイナーな存在。
これを読んだ無知な人は格安SIMって大変なんだって思っちゃいますかね。
わざとそう思わせるように書いた記事なのか、無知なライターなのかどっちなんでしょうか?
こんな記事をわざわざ載せるんじゃない!って感じですね。
MVNOに行く覚悟ってことを私なりに言うと
- キャリアメールが使えなくなる
- かなり通話しまくってる人は逆に損になる
- ドコモショップ なんかに比べてはるかに貧弱なサポート体制
ってとこでしょうかね。
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