ICT総研ってところが、SIMフリースマートフォン端末の品質調査というレポートを発表しております。
2016年11月 SIMフリースマートフォン端末の品質調査 ICT総研|市場調査・マーケティングカンパニー
全てのSIMフリー機じゃないでしょうが、21機種について調査した結果を出しており、その結果として
- 最も長時間使用できるスマホは、ZenFone Max。最大輝度で電池消費時間は752分。
- Webや動画接続が最も快適なスマホは、HUAWEI P9。Web待機4.0秒、動画待機1.8秒。
- LTE通信速度が速いスマホは、ZenFone Selfie、ZenFone Zoomなど。昼夜の差も少ない。
- 端末の処理性能のスコアが最も良いスマホは、HUAWEI P9。ZenFone 3がこれに続く。
となっております。詳細は先のサイトを御覧ください。
LTE速度の昼夜差とかスマホの性能に関係あるのかな?って思いはしますが、まぁ一つの目安としては良いのではないでしょうか。
さて、実際に品質というか性能を見る上では色々なファクターがあるかと思いますが、ここではコスパ重視で見てみたいと思います。
まずコスパのパ。パフォーマンスはAntutuのスコア。
Antutuのバージョンが書かれてないんですが、おそらくV6系かと思われます。
そしてコスパのコス。コストは楽天モバイルで今買える価格として見てみました。ラインナップにない機種もありますし、今だけ安くなってる機種もあったりします。
それらを21機種全ては見ずに、上位を中心に主だった機種を抜き出してます。
まずは抜き出した機種とスペック(CPU・RAM容量)そしてAntutuスコア、楽天モバイル価格。
ZenFone Zoomは CPUが2種類あってどっちかわかんないので上位を載せてます。
また、CPUでSDというのはSnapdragonの略です。
Antutuスコアでソートしていますので、P9がダントツで高性能ってことになります。
意外なのはArrowsM03。性能最低なのに意外と価格は高いですね。
これは日本製ということで、耐衝撃、防水防塵、おサイフ機能に加えてワンセグっていう付加価値が大きいんでしょう。
今回のコスパ比較ではそれらはまったく加味しておりませんが。。。
グラフにしてみました。
横軸費用。縦軸Antutuスコアです。
左上(費用が安く、性能が高い)に行くに従ってコスパがいいってことになります。
こうしてみると、P9はたしかに性能はいいけど高い高すぎ。
P9liteがお買い得。次点でZenFone3って感じでしょうかね。
もちろん、コストとAntutuスコアだけの指標ですので、実際に買われる方は他に必要な項目も入れて吟味してみてくださればと思います。
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