ラズパイと一緒にカメラを買ったわけですが、このカメラはCSI-2っていうインターフェースです。
MIPIのD-PHY規格上でのカメラとのインターフェースで規定されたものだそうです。
まぁぶっちゃけスマホのカメラと同類なI/Fなのね!って思っててもよいのかと思います。
そんな本格的なI/Fを持つカメラが使えるなんていいですよね。
他にラズパイにカメラを接続っていうと、Linuxなので、USBにカメラを接続っていう方法もあるかとは思いますが、速度が出来高となるUSBよりはCSIの方が断然いいだろうって思います。
で、このCamera Module v2ってのは
を見てみると、
- イメージセンサはソニーIMX219
- 3280×2464 800万画素。
- 動画モード(1080P30、720P60、480P60/90)
のようです。
さて、使い方です。
オフィシャル情報を参考にします
まず接続は簡単です。
カメラについてきたFFCケーブルをラズパイのCSIコネクタに挿すだけです。
SoCに直接信号入力できるっていいですね。
でもこんなFFCのコネクタを接続なんて電子工作では難易度高いんですよね。
しかも信号線の周波数はくっそ高そうだし。
で、FFCコネクタへの接続ですが、コツというか仕組みがわかれば簡単です。
まず、茶色い保護テープは取っておきます。
この茶色いテープは電気屋さんではよく使うテープで我々はカプトンテープって言ってましたが、正式には耐熱性ポリイミドテープっていうんですね。
はんだごてあてても溶けないし、絶縁させる部分に貼ったりとかいろいろと便利。一家に1個必要なテープです。
ちなみにカメラのレンズにも保護テープ貼ってありますから使うときには取っておきましょう。
FFCコネクタは黒い抑えの部分をまずは上に引っ張ります。
両サイドを持って引っ張ると楽でしょう。
そしてFFCケーブルを折れないようにまっすぐに差し込んでから黒い部分を押し下げます。
FFCの表裏間違えないようにしてくださいね。
これは片方にしか電極がないタイプなので表裏間違えても多分大丈夫ですが、表裏に電極があるタイプだったら間違えたらショートしたり壊れたりしかねませんので。
で、HW的な接続はこれだけ。
っていうか、カメラを固定するとこないですよね。カメラまで考えたケースにしないと使いにくいなぁ。。。
とりあえず、プラプラしないようにファンのケーブルに引っ掛けてみました。
で、今度はSW的な処置ですが
Menu > Preferences > Raspberry Pi Configuration:
からInterfacesタブのCameraをEnabledに変更するだけです(要再起動)。
VNCの時に設定した方法と一緒ですね。
これで、静止画は
raspistill -o cam.jpg
で、取れるようです。
早速やってみました。
で、出来たファイルは何処で見るの???
アクセサリ > イメージビューワ
がありました。
で、そのビューワ起動したらいきなり画面が出てきた。
あれ?ライブって思ったらそうでもなく、ただ今撮ったファイルしかなかったのでそれを最初に表示したってことのようです。
で、次に動画は
raspivid -o vid.h264
で撮ることができるようです。
簡単ですね。
で、動画は何処で見るの?
イメージビューワでは見れませんでした。
omxplayerってのが標準のプレーヤーのようです。
GUIメニューにはないんですね。
で、コマンドラインから試してみるも何も出てこない。。。
まさか。。。
うん。HDMIモニタ直ならでるけどVNC越しだとだめなようです。HWアクセラレーションが効いてるんですかね。
せっかく身軽になったのにモニタがいるのか。
しゃーない。モニタも買うかな。
3.5インチとかラズパイサイズならお安くありそうなので。
中華がいいかAmazonが良いか調べてみます。
で、それ以降は色々と出来そうなので、例えばここを参考にするとかがいいですかね。
Getting started with picamera – Introduction | Raspberry Pi Projects
Pythonか。
仕事上の画像処理でちょこっとPythonかじったけどまだまだなので勉強しないとだめだな。
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