しばらーく書いてませんでしたが、Chuwi CoreBookです。
Chuwi CoreBook CWI542 2 in 1 Tablet PC with Keyboard
非常にコスパの良い2in1 WindowsタブレットPCです。
CoreBookの使用感は別途書きたいとは思ってますが、なかなか出来ていない状態です。
で、今回はそれは後回しで、充電環境の確認結果をお知らせします。
Chuwi CoreBookの特徴としてUSB PDに対応したUSB Type-Cコネクタがあります。
USBの口としては一つ。しかも電源も兼ねているっていうのはデメリットでもある気がするんですが、まぁそのUSBです。
機能としてUSB PDに対応した電源機能を有しています。
PD(Power Delivaery)ですね。
上記の画像によるとその2.0だそうです。
で、付属のACアダプタは12V3A品になってます。
このアダプタについて色々と突っ込みどころはあるんですが、どこから行きましょうかね。
まずはPSEマーク。
ありませんね。まぁ技適も無いっていうか怪しいマークつけてたくらいなのでACアダプタにPSEが無いってのは驚きはしません。
で、本題。
12V3A(3000mA)とは書いてありますが、それだけです。5Vが出力できるようには書いてない。
PD対応のACアダプタであれば、最低でも5Vは出力できないとダメなはずです。
なのに12V固定。
ってことは、ACアダプタはPD対応じゃないのかもしれない疑惑!
で、USB PD 2.0ですが、仕様の詳細を把握はしてないんですが、
3.0とともに5V/3A、9V/3A、15V/3A、20V/3A
という出力がサポートされているようです。
あれれ?12Vが無いですよね。
12VはPDの1.0にはあったようです。
1.0は 5V/3A、12V/3A、20V/3Aだったようです。
PD2.0になったら12Vは出なくなるのか?
そこらへん良くわかりませんが、とにかく12Vで使用するのならPD1.0ではないか?
っても疑問の一つです。
ってことで、疑惑を検証をしてみました。
まず付属のACアダプタ。PD対応なのかどうか?
この出番です
Amazonでは今売り切れですが、7777円でした。
ちなみに、もっと安いものはっていうと、AiiExpressだと↓が安くてPDにも対応してそうなんですが、動くかどうかは不明です。
これは素晴らしい。グラフも出るし、PCでモニターもできるし、さすが高いだけあります。
で、これにCoreBookのACアダプタを接続してみました。
あら、相手(負荷側)がいないにもかかわらず12Vが出ちゃってます。
PD対応ということであれば、相手とネゴをして対応していれば対応電圧を、対応してなければ5Vを出すはず。っていうか出さないといけないはず。
それなのにお構いなく12Vを出力。
ってことはこれは単なる12VのACアダプタであってPD対応ではないということでしょう。
そんな危険なものがあっていいんでしょうか。
これ、コネクタが一緒だからって普通のType-Cのスマホとかにつないだら12Vが入ってしまって壊れる可能性もあるんじゃないでしょうか?
結論:付属ACアダプタは捨ててしまえ!
ちなみに、PCに接続してみたらこうなります。
Windowsが立ち上がっただけの状態ですが、2.36Aも流れてますね。なので、3Aってのは必要そうですね。
で、貴重なアダプタを捨ててしまったら、本体の充電ができなくなります。
さすがにそれは困ります。
捨てる前に代替品を探してみましょう。
捨てないまでも壊れた時の予備はいるでしょうし。
ACアダプタはPD非対応でしたが、本体は2.0対応です(1.0っぽいけど)。
USB PD対応の充電器を探してみましょう。
Amazonで探すとそれなりにありますね。
でも、PD対応だからって言ってもどれでもいいわけじゃありません。
まず大事なのは12Vに対応しているという事。
加えて、12Vの電流容量が3Aある(36W以上)という事。
この2点です。
探してみたら、12V出力に対応していないものも多くありますし、12Vに対応していても3Aに足りないものもありました。
そんな中でPD対応、12V3A対応ってことで試したのはこのアダプタです。
45W品のようです。ちゃんとPSEマークもあります。
ちゃんとPD対応した充電器の場合はこんな感じで5Vが出てきます。
これが本来のPDの動作でしょう。
また、これだけの出力ができるよってのも見れました。
で、これはちゃんと充電できました。
なぜかケーブルの間にテスターを挟むとうまく動かなかったんですが、テスター無しで直接挿した状態ではちゃんと充電されているのを確認しました。
これでACアダプタが壊れても、捨てても充電に困ることはなさそうです。
ただ、このアダプタは出力がType-C一つしか無いので、旅行に持っていくには不便。
なので、旅行とかに使える便利そうなのを物色して試してみました。
まず、これらが12V3A出せてCoreBookで使えそうなアダプタたちです。
で、購入したのはこちら。
ってこちらも今は売り切れですね。売り切れ品だからか↑のウィジェットには入れられませんでした。
で、両端USB Type-Cっていうケーブルも持っておくべくそれも買ってみました。
安物が不安だったので、メーカー品もいれて2本。
メーカー品って言ってもエレコムので安いですけどね。
で、もう一つ、検証したのでついでに再度紹介しておきますが、PD給電に対応しているっていうハブを以前のセールで買っておきました。
CoreBookに使えるかどうかは調べるすべもなくとりあえず買っておいた次第です。
これとりあえずiMac2017で使ってますが、本体が結構熱くなるので気になる人はお勧めしにくいです。
で、これらが本日届いたので検証してみました。
まずPD充電器の紹介。
PD対応のType-C、5V/2.4AのType-Aが2口。という構成。
これなら旅行にはコレ一つで行けそうですよね。
ちゃんと12V/3Aでますよ。
Max57Wなので、Type-Aの方は2口合計で2.4Aっぽいですね。
それにこっちはちゃんとPSEマークついてますから少しは安心ですね。
LEDがついており、通電で青。USB出力があると赤って変わるようです。
で、確認結果ですが、
充電できました。
ただし、エレコムのケーブルの方だけです。
こっちの安物のANKERっぽいパクリデザインのは充電できませんでした。
通信に関しては未確認ですが、安物はあかんのか?
超急速充電 最大3A給電 って謳っているんですけどね。
まぁともかく、CoreBookのACアダプタは怪しいものですが、本体はちゃんとPD充電器で充電できるってのがわかりました。
これで安心ですね。
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