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モバイルルーターネット環境

車載用Wi-Fiルーターのどこがいいの?

この紹介記事自体は今年の1月とちょっと前の記事なんですが、X(Twitter)の方でこの記事を本日つぶやかれていたので見てみたんです。

他にもググればかなりの数の車載Wi-Fiルーターがオススメって書いてあるんです。
でも私にはまったく理解できないんです。
案件なのかな?って思ったんですが、今どきは案件は案件と明示してないとダメでしょうから、やっぱり本気でおすすめしているのかな?

ちょっと説明してみます。

車載対応Wi-Fiルーター

その記事でも紹介されていますが、ググると一番先に見つかるのが、KEIYOのAN-S092

車載用Wi-Fiルーター【車内を快適なWi-Fi環境に】 | 株式会社慶洋エンジニアリング【公式】

一般のモバイルルーターとの違いとしては、

バッテリーを搭載していないため、夏場高温になる車内に置きっぱなしにしても安心な製品です。

と、あえてバッテリーを搭載していないのがメリットなんだそうです。

また、動作保証範囲は-10℃~60℃までと幅広いことも特徴です。

この点についてのツッコミは後ほどするとして、CAMPHACKさんの記事では、
一般的なポケットWi-Fiを使ってたけど、大して使わないのにコストがかかる
その点このKEIYOのAN-S092は

利用しなければ月額利用料が発生しない

との事。

楽天なき今そんなサービスがあるのか?あるんならそれはオススメしてもいいのかもしれませんね。
車なんて週末しか使わないので使用量も少ないでしょうし。

でも読んでいくと、別にこのAN-S092専用のプランがあるわけじゃなさそう。

製品ページ

車載用Wi-Fiルーター【車内を快適なWi-Fi環境に】 | 株式会社慶洋エンジニアリング【公式】

を見ても一般的なモバイルサービス用のSIMを選んで使うようで、要はモバイルルーターと何が違うのよ?って感じです。

ただ、

SIMカードはスマホとタブレットしか使えないので、パソコンを使う人には向いていないでしょう。

という記述がありますので、ここがよくわかりません。
この記事の著者は楽天を使っているとのことですが、使わなければ無料でPCでは使えないっていうサービス(SIM)があるのかな?
今年の1月の記事だけどその時は楽天の1GB以下無料ってプランは終わってるはずだし、PCは使えないっていうのは何を見て判断しているのか?うーん。謎。

さて、車載ルーターに戻りますが、
車載ルーターとしてググると
PioneerのDCT-WR100Dがヒットします。

DCT-WR100D | 車載用Wi-Fiルーター | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
【パイオニア公式】退屈な車室内から、楽しすぎるセカイへ。docomo in Car Connect対応の車載用Wi-Fiルーター登場。カロッツェリアの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」の特長紹介ページです。

これは先のAN-S092とは違って車載用に特化したものらしいですね。

これもバッテリーレス温度範囲–10 ℃ ~ +60 ℃とかなり広い。
LTEだけどバンドが1,3,19だけってのがひっかかりますが、まぁそれは置いておいて、これはドコモ回線のSIMも提供されるようでプランが書いてあります。
最大5台接続
使用量の制限なし
1日550円、1月1650円、1年13,200円
という仕様

最大5台ってのは、例えば家族4人だとそれだけでスマホ4台。そこにタブレットやらSwitchやらって使おうとするとオーバーしちゃうちょっと物足りない制限ですが、費用は魅力的。
って思いましたが、これ車が動いているときだけしか使えない本当の車載専用。
車が止まったらエンジンかけていても60分までしか使えないとか、うーん。
どこで判断してるんでしょうか?GPSか車速パルスなのか。
なので、シガーソケット以外のポタ電から電源取ったりすると使えないってことなんでしょうか?
だったら長距離トラック運転手やタクシードライバーあたりじゃないとメリットがないような気がします。
しかも運転手は使いにくい。

話は脱線しましたが、
最初に話題にしたKEIYOのAN-S092はそんな制約もなく、
バッテリーを搭載していないから車内においても安心!
-10℃~60℃まで使える!
なので、車内に置きっぱなしでいい!

ってのが車載用とうたってるのかと思いますが、

モバイルルーターだと確かに真夏のダッシュボードとかに置いておくと怖いですよね。
でも、車に乗ってる時はダッシュボードとかの直射日光に当たるところにはまず置かないし、センターコンソールとかならそんな熱くならないし、車から降りる時一緒に持って降りるでしょ。車から降りたら使えなくなったら嫌なんだから。
-10℃~60℃で使えるって言っても、そもそも車内で使うときにそんな温度になってたら人間がやられてしまいますしね。

なので、どう考えても圧倒的にバッテリー内蔵のモバイルルーターの方が使いやすいと思うんですよね。

一般のSIMを使う車載ルーターのメリットをあえていうのなら、バッテリー残量を気にしなくていいってことくらいですかね。
バッテリー内蔵のモバイルルーターであれば、まぁ一般のドライブくらいなら十分に持つとは思いますが、長時間ドライブならバッテリーはもたないこともあるでしょう。でもその時はUSB給電すればいいだけじゃないの?その状態は車載ルーターと同じやん。
それよっか車外でも使えるっていうメリットのほうがクソ大きいと思います。
AN-S092でもモバイルバッテリーやポタ電使えば使えるってことですけど、それならモバイルルーターでえーやん。。。と思います。

 

もう一つ、記事を信じるのであれば、
KEIYOのAN-S092専用でモバイルルータには使えないスマホとタブレットしか使えないけど使わないと月額無料になり使用コストもそれなりにお得
っていうSIMがあるのならまぁそれなりにメリットはあるのかとは思います。

そういうのがあるんなら教えてほしい。

まぁpovoなら普段無料で、お出かけのときだけトッピング買えばいいですね。
povoデータ使い放題24時間330円ってのがありますしね。

でも、それはあくまでもSIMであって、使うのは車載用じゃなくて普通のモバイルルータでいいわけですよね。

CAMPHACKさんの記事は色々と見て参考にさせていただいてますが、どうもこの記事は納得できない。

自分の思い違いがあるならばご指摘いただければ助かります。

 

ちなみに今回は各車メーカーが用意している車内Wi-Fiってのは調べていません。あれも不要かな?って思ってますが、価格とかサービス内容を調べきれてないので今回は触れません。
あくまでもCAMPHACKさんの記事にあるKEIYOのAN-S092という車内用Wi-Fiルーターと一般的なモバイルルーターとの比較です。

 

コメント

  1. 匿名 より:

    > 車から降りる時一緒に持って降りるでしょ。車から降りたら使えなくなったら嫌なんだから。

    ちがうんですよ、モバイルルーターを持ち歩きたくないんですよ。充電もしたく無いし、クルマに積みっぱなしでWiFiつかいたいんです。
    車内の温度がどうであろうと、リチウムイオンバッテリーを乗せたままクルマから離れたくないので、やっぱりモバイルルーターではダメなのです。
    最近クルマ用WiFiを探してる私としてはそんな感じです。

    • kero より:

      なるほど。
      ある意味贅沢なわけですよね。

      私ら庶民にはわざわざ車用のWiFiのためにSIM一個契約なんて考えも及びません。
      うらやましいです。

      • 匿名 より:

        贅沢…なんですかね?最近のMVNOならデータ通信3GBで550円/月とかなので、契約手数料とか本体代とかは掛かりますがそこまで維持費が高いこともないとおもいます。

        • kero より:

          個人が感じることなので、費用と手間とを比べてどっちが重要かってことかとは思います。

          私だったら、
          クルマの中だけで3GB程度を使いたいって用途ならモバイルルーターすら使わず、テザリングで済ませると思います。

          ただ、スマホがない。スマホを使いたくない。っていう制約があるのであれば、
          モバイルルーターよりはカーWiFiの方が楽なのでそっちを使うっていう事になるってのは理解できます。
          もっとライトな使い方ならpovo入れてれば維持費はほぼ無料ですし。

          それに、テザリングでスマホ使うと、スマホの電池も早く減りますしね。

          ただ、それを突き詰めていくと、会社や学校にも置きっぱなしでWiFiがほしい!とかになりませんかね

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